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簡単解説!ネットショップの商品登録業務とは?

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ネットショップ 商品登録業務

前々回の「簡単解説!ネットショップの受注業務とは?」、前回の「簡単解説!ネットショップの在庫管理とは?」に続き、今回のコラムではネットショップの3大業務の1つである「商品登録」について、簡単に解説できればと思います。

・ネットショップを出店する前に情報として知りたかった
・時間がなくサクッと概要が知りたかった

と思われていた方は是非、本記事をチェックしてみてください!

目次

  1. ネットショップの商品登録業務とは?
  2. どんな業務を行っているのか?全体の流れ(フロー)とは?
    • ①商品情報の収集
    • ②商品情報の整理・編集
    • ③商品情報の登録・入力
    • ④商品ページのプレビュー・確認
    • ⑤商品ページの公開
    • ⑥商品ページの更新
  3. どんな商品登録方法があるか?
    • 手動登録
    • CSV登録
    • 商品管理システム
  4. 商品登録する際の重要なことは?
    • 商品の詳細情報の正確性
    • 鮮明な商品画像の使用
    • 適切なキーワードの使用 (SEO対策)
  5. まとめ

ネットショップの商品登録業務とは?

商品登録業務とは、ネットショップに商品を掲載するための一連の作業のことを指します。具体的には、商品の詳細情報の入力、商品画像のアップロード、在庫管理などが含まれます。これらの業務は、”ネットショップの売上に直結するため、非常に重要な業務“と言えます。

どんな業務を行っているのか?全体の流れ(フロー)とは?

商品登録業務の大まかな流れは以下の通りです。

①商品情報の収集

商品登録業務フロー図

最初に行うのが、商品情報の収集です。商品名、価格、詳細な説明、画像、在庫状況など、掲載すべき情報を集めます。これらの情報はメーカーやサプライヤーから提供されることが多いです。
また、自社オリジナル商品であれば自分たちで商品画像の撮影や価格などを決める必要があります。

②商品情報の整理・編集

商品登録業務フロー図

収集した情報をネットショップのフォーマットに合わせて整理・編集を行います。
また、SEO対策を意識してキーワードを盛り込んだ商品名や商品説明文を作成することも必要になります。

③商品情報の登録・入力

商品登録業務フロー図

整理・編集した商品情報をネットショップのシステム(管理画面)に入力・アップロードを行います。この際、顧客が商品を探しやすいようにカテゴリ分けや商品画像のアップロードも行います。
画像は商品の魅力を引き立てるため、高品質なものを用意することが望ましいです。モール出店している場合は、細かなガイドラインが設定されているので注意しましょう。

④商品ページのプレビュー・確認

商品登録業務フロー図

登録した商品情報が正しく表示されるか、プレビュー機能を使って確認します。
誤字脱字や画像の表示エラーなどがないかチェックを行います。

⑤商品ページの公開

商品登録業務フロー図

問題がないことを確認できたら、商品ページを公開します。

⑥商品ページの更新

商品登録業務フロー図

商品の在庫状況を常に把握し、顧客へ正確な在庫情報を伝えるため、更新する必要があります。
また、売り場の状況に応じた商品情報へ更新や画像の差し替えなども行います。

以上が商品登録業務の全体な流れになります。

どんな商品登録方法があるか?

一般的な商品登録業務は以下となります。

手動登録
商品の各情報(商品名、価格、画像、説明文など)を一つ一つ手作業で入力していく方法です。新商品が少量であったり、特定の商品だけ詳細な情報を設定したい場合に便利です。しかし、商品数が多くなると作業時間が増え、ヒューマンエラーのリスクも上がります。

CSV登録
商品情報をまとめたCSVファイルを作成し、それを一括でアップロードする方法です。大量の商品情報を一度に登録することが可能で、時間と手間を大幅に削減できます。しかし、CSVファイルの作成や編集には慣れが必要で、間違った形式のファイルをアップロードするとエラーが発生する可能性があります。

商品管理システム
商品情報の登録、編集・更新、管理を効率化するツールです。商品情報を一元管理できるため、情報の一貫性を保つことができます。また、複数のネットショップを出店している場合に適しており、業務効率化を図ることができます。ただし、導入にはコストがかかる場合がありますし、システムの操作方法を学ぶ必要があります。

商品登録方法メリット・デメリット表

商品登録する際の重要なことは?

商品の詳細情報の正確性: 
商品の詳細情報は、顧客が購入を決定する上で非常に重要かつ、”信頼”に関わる要素です。誤った情報が記載されていると、顧客の混乱や不信感を引き起こし、購入を躊躇させるだけでなく、商品の返品やクレームにつながる可能性があります。そのため、商品情報は正確に、また詳細に記載することが必要です。

鮮明な商品画像の使用 : 
ネットショッピングでは、商品を直接手に取って見ることができないため、商品画像が重要な役割となります。鮮明で魅力的な商品画像を使用することで、商品の特徴や質感など、よりリアルに伝えることができます。また、1つの商品に対して複数の角度から撮影した画像を登録することで、商品の全体像をイメージしやすくなります。顧客は商品画像を見て購買意欲を高める傾向があるため、商品画像の品質は重要です。

適切なキーワードの使用 (SEO対策): 
商品登録業務では、商品名や説明文を作成する際に、検索エンジン最適化(SEO)を意識することが重要です。適切なキーワードを使用することで、検索結果の上位に表示されやすくなり、商品の露出度が高まります。これにより、より多くの顧客に商品が見つけられ、売上向上につながります。

まとめ

ネットショップの商品登録業務は、販売する商品の魅力を的確に伝え、顧客満足につなげるための重要な作業です。商品情報の収集から公開までの各工程で、正確さと分かりやすさを追求し続けることが大切です。鮮明な画像、わかりやすい説明文、適切なキーワード選定など、細部にまでこだわりを持つ必要があります。また、CSV一括登録や専用ツールの活用により業務効率を上げることも重要です。手間のかかる作業を最小限に抑え、より質の高い商品ページ作成に注力できるようにすることがポイントです。ネットショップの顔ともいえる商品ページの品質が、販売力と顧客満足度を左右する重要な役割を担っています。商品登録業務に従事する方々は、その重要性をしっかりと認識し、責任感を持って高品質な仕事を心掛ける姿勢が求められます。

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