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配送認定ラベル獲得準備!配送認定制度の基準について

はじめに

楽天店舗を運営の皆さま、配送認定制度へのご確認と準備は進んでいますでしょうか?
初回のラベル表示の2024年7月1日に向けて、本コラムサイト(BOSS+)では前回・前々回と、楽天の配送品質向上制度に伴う「配送認定ラベルの付与」に向けた情報をお伝えしております。

■RSLを利用して365日出荷を検討している店舗様向けにBOSSとRSLを自動連携した時の流れはこちら
■初回からラベル獲得を目指す店舗様に読んでいただきたいラベル獲得までのスケジュールはこちら
※こちらのコラムは2024年4月12日(金)時点での情報となります。

今回はラベル獲得ができるために重要な『基準』についておまとめしていきます!
最低限必要な情報を抜粋しておまとめしておりますので、ラベル獲得に向けたお手伝いができればと思います!
今後も情報アップデートの可能性はございますので、詳細な情報については楽天の店舗運営NAVIをご確認ください!

-目次-
基準について
店舗基準
  ①納期遵守率
  ②6日以内お届け件数比率
  ③出荷件数
  ④共通の送料込みラインの導入
  店舗基準免除について
商品基準
  ①休業(旧:営業日カレンダー)の設定
  ②通常注文締め切り時間の設定
  ③最短お届け可能日表示機能の設定
ラベルの更新タイミング
おわりに

基準について

配送認定ラベルを獲得するためには、店舗基準商品基準の双方を満たしていただく必要があります。そして、ラベル付与は商品ごとに行われます

そのため、いくつか商品を販売されている場合で、店舗基準を満たしていたとしても、
該当商品ごとに商品基準を満たしていないとラベル付与の対象となりません!!

基準を満たすために必要な店舗様に行っていただく設定はございますが、
実際に店舗基準・商品基準を満たしているかの判定については、楽天側が行います。
店舗様より楽天側へ申請してラベル付与されるわけではないのでご注意ください!

店舗基準

店舗基準の判定内容は4つございます!

各店舗基準の内容についてまとめていきます!

① 納期遵守率

こちらでは、注文者様が指定した納期に間にあうように発送されていたかが確認されます。
全注文が対象になるわけではありません!!

日付指定注文(お届け指定日があった注文)」が対象となるので、日付指定されている注文数が0件の場合、納期遵守率は達成として判定されるようです!
例外で集計対象となる注文もあります。

遵守率の計算式は以下のようになります。
納期に間に合うように発送された注文数÷日付指定注文数
※日付指定注文数が0件の場合、納期遵守率は達成として判定されます
「納期に間にあうように発送されたか」は店舗様にて登録される『発送日』をもとに判定するので、
お届け指定日から配送リードタイムを差し引いた日付まで」に発送が済んでいれば、遅延扱いとはならないそうです!

② 6日以内お届け件数比率

こちらでは、ユーザーの注文後、6日以内のお届けに間にあうように発送されていたかが確認されます。
「①納期遵守率」では日付指定注文のみが対象でしたが、「②6日以内お届け件数比率」では条件はありますが、基本的にはすべての注文が対象となります!

(*1)1注文に複数の商品が含まれ、そのうち1つでも該当の商品がある場合、母数から除外して計算します

■例外商品

例外条件に該当する商品は以下のとおりです!
こちらの例外商品についてもう少し詳しくまとめたコラムを今後公開予定です。

1)特定の日のお届けが必要なシーズナルイベント商品
特定の日にお届けを要すると判断されるシーズナルイベント商品が対象。
シーズナルイベントの対象となるのは全部で8つあり、バレンタインデー、ホワイトデー、母の日、父の日、敬老の日、ハロウィン、クリスマス、おせち。
2)その他、商品の性質上、基準を満たすことができない一部の分類に属する商品
ユーザーの注文内容によって製作期間が変動する商品など、物理的に基準を満たすことが難しい商品群が対象。

このように、一部条件はありつつも基本的にはすべての注文が対象となります!
例外で集計対象となる注文もあります。

遵守率の計算式は以下のようになります。
6日以内に届けられるよう発送された注文数÷7日後以降の日時指定注文を除く全ての注文数
※注文受付日を0日として計算し、母数が0件の場合は6日以内お届け件数比率は達成として判定されます
「6日以内のお届けが間にあうように発送されたかどうか」は店舗様にて登録される『発送日』をもとにして判定するので、「注文日+6日後の日付から配送リードタイムを差し引いた日付まで」に発送が済んでいれば、6日以内のお届けが可能であると判定されるそうです!

③ 出荷件数

こちらでは、集計対象期間の出荷件数が100件以上だったかが確認されます。
条件はありますが、基本的には発送を伴う注文が対象となります!

例外で集計対象となる注文もあります。

(*2)前月23:59までのキャンセルを反映した、総売上÷総受注件数で平均客単価を計算します
(*3)前月23:59までのキャンセルを反映した、直近12か月間の売上を振り返り、特定の1か月間に30%を占めるかで判定します
※「直近12か月間」の範囲は前月から遡り12か月間を対象として計算します
(例:2024年7月のラベル付与を目指す場合の累計範囲は2023年7月~2024年6月)

④ 共通の送料込みラインの導入

こちらでは「共通の送料込みライン」を導入しているか店舗単位で確認されます。
商品が共通の送料込みライン対象かどうかでは判別しません!

そもそも「共通の送料込みライン」とは、すでにご存知の店舗様も多いかと思いますが、
『宅配便およびメール便で配送される商品について、単品または合計の注文金額が3,980円(税込)以上(※1)は送料無料の表示となり、別途送料という形でユーザーに課金できない』というものです!

対象宛先
国内宛先(海外からの配送/海外への配送は対象外となります)
対象配送方法
宅配便およびポスト投函型のメール便(※2)

※1:沖縄・離島等が宛先の場合は、単品または合計の注文金額が9,800円(税込)以上は送料無料の表示となり、別途送料という形でユーザーに課金することができません
※2:2020年7月1日以降アカウントオープンの店舗様の場合、宅配便およびメール便に加えて、大型宅配便・クール便も共通の送料込みラインの対象配送方法として設定いただく必要がございます

店舗基準免除について

RSLをご利用店舗様のうち、『RSLお届け日時表示サービス』をご利用いただいている商品に限り、
「納期遵守率」「6日以内お届け件数比率」「出荷件数」の基準が免除されるそうです。
ただし、基準が満たされていても『配送品質向上制度に関するガイドライン』が守られていないと、ペナルティの対象となる可能性がありますので、ご注意ください!
設定なども必要となりますので、詳細は店舗運営NAVIをご確認ください!

商品基準

商品基準を達成するためにはRMS側にて3つの設定が必要です!!

① 休業(旧:営業日カレンダー)の設定

『店舗の休業日』を設定する必要があります。

(*1)休業日:「受注」および「発送」の両方が同じ日にできると設定されている日以外の日

このように各月ごとに定められた休業日日数の基準値を満たしているかを確認し月次で判定されます!配送品質向上制度においては『「受注」および「発送」の両方が同じ日にできると設定されている日を営業日』とみなし、『その他の日を休業日』とみなします。

⚠注意事項

設定に伴い3つ注意点があります!!

・休業の設定は配送認定ラベル獲得を目指す月の「店舗基準の集計対象期間終了日まで」に行う!
月ごとに「店舗基準の集計期間」が設定されています。
この集計対象期間を過ぎてしまうと正しく判定されない場合があるそうです。
店舗基準の集計対象の終了日については店舗運営NAVIを確認してください!

・「2024年7月度の休業の設定の判定」は全店舗共通で「2024年7月の休業の設定のみ」確認される!
通常は「配送認定ラベルの獲得を目指す月」と「その前月」の休業日日数が確認されますが、2024年7月度だけは異なるようです。

・休業の設定の判定ロジックについては今後見直しの可能性がある!
随時お知らせをチェックしていきましょう!

② 通常注文締め切り時間の設定

『当日中に出荷が必要な注文を締め切る時間』を設定する必要があります。

このように日によって定められた時間が設定されているかを確認し月次で判定されます!
また、以下の3つ目の設定で登場しますが「最短お届け可能日表示機能」の出荷リードタイム設定にて「1日」と登録した場合は、「通常注文締め切り時間までに受けた注文」は当日出荷する必要があります!

③ 最短お届け可能日表示機能の設定

『お買い物かごなどで最短でいつ商品が届くのかを注文者様に表示』できるよう設定する必要があります。「最短お届け可能日表示機能」を設定することで表示が可能となります。

設定により「地域別」または「全国一律」での最短お届け可能日を表示することが可能です!
ただし、より正確な最短お届け可能日をユーザーに表示するために「地域別」の設定をおすすめされています。

このように最短お届け可能日表示機能にて3つの設定がされているかを確認し商品ページなどで表示されたタイミングにおいてリアルタイムで計算されて表示されます!

⚠追跡可能メール便で配送認定ラベルを獲得する場合の注意事項

この機能で最短お届け可能日を表示できるのは「日付指定ができる配送方法」のみです。
「追跡可能メール便」は日付指定ができないですが、配送認定ラベルの対象配送方法となっています。

ただし、翌日お届けが可能な追跡可能メール便では、配送認定ラベルを獲得することが可能となります!ここで対象となる配送サービスは日本郵便が提供する「クリックポスト」「レターパック」「ゆうパケット」の3つです。
※配送キャリアにおけるサービスレベルの見直しにより、対象サービスが変更となる場合があります

追跡可能メール便でも同様に、配送認定ラベル獲得のためには最短お届け可能日表示機能の設定が必要です!
出荷リードタイムは「1 日」に設定、納期情報設定にて「お届け目安」を「〇時(*2)までの注文で当日出荷」と登録してください!
(*2):RMS側に登録している通常注文締め切り時間

ラベルの更新タイミング

おさらいにはなりますが、ここまでお伝えさせていただいた「店舗基準」と「商品基準」をそれぞれ判定して、配送認定ラベルの表示が更新されていきます!
ラベルの更新タイミングは以下のとおりです!

店舗基準:前月約30日間の変動的な集計対象期間中に発送完了報告が済んだ注文(*1)の出荷実績をもとに判定
※店舗基準の集計対象期間については店舗運営NAVIをご確認ください!
(*1):集計期間の計算対象となるのは注文月を初月として、その6か月以内に発送完了報告が済んだ注文

商品基準:ユーザーが訪問した時点での最短お届け可能日の情報をもとにリアルタイムで判定
※「①通常注文締め切り時間の設定」と「②休業(旧:営業日カレンダー)の設定」は、店舗の単位での設定となるため、月次で判定を行います!

★更新のタイミング例★
・「店舗基準は達成済」だが「商品基準は未達成」の場合
⇒商品基準を達成した瞬間から配送認定ラベルへ切り替わる

・「店舗基準は未達成」だが「商品基準は達成済」の場合
⇒店舗基準を達成した翌月1日に配送認定ラベルへ切り替わる

おわりに

以上が配送認定ラベル獲得に向けた「店舗基準」と「商品基準」についてでした!
実際に設定をはじめられる際、色々と項目が分かれていて混乱してしまうことあるかと思います。。
ですが、本コラムを通じて、
『「店舗基準」は店舗様にて出荷が迅速に行われているか、
「商品基準」は注文者様が正しく、かつ最短の配送日時も選べるように設定されているか、である』と、ざっくりとご理解いただき、実際の設定に向けてのハードルを少しでも下げることができていれば幸いです。

改めてにはなりますが、今後も情報アップデートの可能性はございますので、詳細な情報については楽天の店舗運営NAVIをご確認ください!

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